| うるしの主成分であるウルシオールが皮膚に付くと、
ウルシオールと皮膚タンパク質とが反応します。
このことによって生じるアレルギー性皮膚炎のことです。
十分に乾燥していれば漆の器でかぶれることはありません。
うるしが付いた場合はシンナー,アルコール等の溶剤で良く拭き取り,
さらに種油やサラダ油などの食用油をつけてよくぬぐい去り,
石鹸で洗い落とします。
かぶれた場合は,有効な治療法はないのでかぶれがひくまで待つしかありません。
民間療法もありますが有効性は疑問です。
かゆみがひどい場合は皮膚科受診をおすすめします。
ほっておけば1〜3週間で直り痕跡も残りませんが,
かきすぎて皮膚に傷を付けてしまうことにより
化膿しないように注意が必要です。
かぶれないひとは稀で、ベテランの職人さんでも体調によりかぶれることがあります。
代々うるしに従事されている家庭はみなさんかぶれないようです。
うるしかぶれは先に述べたように、アレルギー性皮膚炎ですが
不思議なことに
扱っていると
徐々にかぶれの程度が軽くなってきます。
なれてくる≠ニいった、他のアレルギー性皮膚炎では考えられない現象です。
縄文時代以前からの
うるしのと人間の不思議な関係です。
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